“気の流れ”を整えるスクワットとは?
- kosakawataru6
- 6月26日
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“気の流れ”を整えるスクワットとは?
現代人の多くは、無意識の緊張状態が慢性化しています。
この常態化した緊張は、呼吸を浅くし、アウターマッスル優位の体をつくり、やがて全身の循環を滞らせてしまう。
東洋医学では、こうした状態を「気滞(きたい)」と呼びます。
本来、筋肉は緊張と弛緩を繰り返すことで、ポンプのように働き、氣・血・水の巡りを生み出します。
しかし、“緊張しっぱなし”の体では、その自然な作用が失われてしまうのです。
一般的なスクワットは「効かせる」「鍛える」ことに意識が向きがちで、そのマインド自体が緊張を生み出す構造になっています。
結果として、頭に血が昇る「気逆」状態をさらに助長してしまうのです。
それに対し、“気の流れ”を整えるスクワットは、緊張と弛緩の差を“認知”することにフォーカスします。
▶ 力が入ったときの圧力感
▶ 抜けた瞬間のゆるみ
▶ そのゆるみが、呼吸と共に全身へ波紋のように広がる感覚
こうした身体内部の変化に気づくことが、気滞を解き、「地に足がつく」「肚が座る」という深い安定感を生み出します。
それこそが、私たちが本来持っていた日本人としての“體(からだ)”を取り戻す道なのです。