日本語から考える體作り
- kosakawataru6
- 7月29日
- 読了時間: 1分
日本語から考える體作り
現代では、猫背や反り腰など姿勢の崩れに対して
「どこの筋肉を鍛えるか」
「どこをストレッチするか」
といった“物質的”なアプローチが主流になっています。
でも、昔の日本人はそんな風に体を扱っていませんでした。
「地に足をつける」
このたった一つの言葉に込められているのは、
意識の向き、精神のあり方が身体に影響を与えるという思想。
神道や武道などに通じる身体観。
それは、「心の在り方」がすべての動きに通じるという考え方。
実際に、“地に足がつく”という意識を持つだけで
✔︎ 動きが安定し
✔︎ 姿勢が整い
✔︎ 精神も落ち着く
これは単なる感覚論ではなく、
科学的にも裏づけがある話です。
たとえば、アレルギー物質ではないものを
「これはアレルゲンです」と思い込ませて肌に触れさせた実験では、
本当に炎症反応が起きたという結果が報告されています。
つまり、「思い込み=意識の向き」が身体反応を変えるという事実。
それこそが、日本の伝統や文化に残されてきた智慧であり
今の時代こそ、もう一度私たちが思い出すべき“本当の健康”の原点なのではないでしょうか。